ユーザによる現状のアフィリエイトサービス評価で、「楽天アフィリエイト」がNo.1に選ばれた。インターネットビジネスの総合シンクタンク、サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社は、株式会社ナノプロ発行の調査資料「アフィリエイトサービス活用実態調査報告書」の販売を開始した。調査は2007年1月11日~1月16日に実施され、スクリーニング調査回答者3,116サンプル、本調査回答者585サンプルを得た。
調査で、各アフィリエイトサービスの評価を行った結果、「楽天アフィリエイト」が首位に立ち、続いて2位が「A8.net」、3位「アマゾン・アソシエイツ」という結果が出た。「楽天アフィリエイト」は『認知度』『現在契約率』『期待度』ではいずれも1位に輝いた。ただし『満足度』では「A8.net」、『信頼度』では「アマゾン・アソシエイツ」「A8.net」に遅れをとっており、今後情勢の変化に注目だ。
またアフィリエイトサービスを活用している層は30代以下の男女、特に29歳以下の男性に多くみられることがわかった。「以前活用していたことがあるが、現在は活用していない」という人も多く、この結果について報告書では、アフィリエイトサービスを活用してみたものの思ったほど収入が得られず、辞めてしまった人が多いのではないかと推測している。「学生」「無職」等、低所得者層での活用比率が高くみられ、新しいものには飛びつくがその反面飽きるのも早いという傾向が目立つ。
さらに、ユーザが現在力を入れてアフィリエイトで活用している商品ジャンルとしては、「書籍・雑誌(43.6%)」「CD/DVD(30.6%)」が上げられ、この2ジャンルに「アマゾン・アソシエイツ」での活用が際立っていることも明らかとなった。