本番反映時の確認
テストが終わればいよいよ本番での計測開始です! しかし、最後まで油断はいけません。本番反映時の注意事項を見ておきましょう。
開発環境と本番環境でタグが違う場合は必ず正しい物に変えておく
正しいタグに変えておかないと、本番の計測データが開発の閲覧画面に飛んでしまいます。開発の閲覧画面のデータを本番の閲覧画面のデータにうつす事はほとんどのツールではできないので注意しましょう。ログ型であれば特に気にする必要はありません。
除外設定が正しく適用されているか確認しましょう
開発環境ではテストのため社内からのアクセスも計測しています。本番では除外したいのに、その設定変更を行わずに本番に反映してしまうと、社内のアクセスもカウントしてしまいます。ほとんどのサイトの場合、社内より社外からのアクセスが圧倒的に多いので、大きな問題にならない可能性はありますが注意は必要です。
データが取れているかの確認は必ず行っておきましょう。
リアルタイムのツールであれば、すぐに確認しましょう。翌日反映のツールであれば、翌日朝1番に確認を行っておきましょう。計測ができていれば、まずは一安心です。
今回の説明で、導入のプロセスは終わりです。いよいよここから活用フェーズといきたいところですが、あと1回だけ導入についての記事を書きます。次回は、企業などで複数サイトに導入していく時に考えておきたい内容です。
ここ数回は1サイト分の導入をステップで追ってきました。しかし複数サイトへの導入を行う場合、それを統括し、よりスムースに導入を行うために情報の整理や資料の作成、ベンダーとのやりとり強化が大切になってきます。次回は、私も職務としている複数サイトへの導入時のTIPSを紹介したいと思います。次回もお楽しみに。