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本気で活用したい人へ!ゼロからわかるアクセス解析導入・運用完全ガイド

複数サイトへ導入する際に行うべき10の業務
【リクルートのアクセス解析担当者が明かすノウハウ】

 導入編という事で4回にわけて導入の説明をしてきました。今回は番外編1として、複数のサイトにアクセス解析システムを導入していく場合に気をつけること、そして効率をあげるために行っておいた方がよいことを紹介いたします。【バックナンバー】

アクセス解析サービス責任者の10の業務

 まず、サイト担当者とベンダー以外に、アクセス解析サービスの責任者を用意しましょう。もしかしたらこれを読んでいる皆さんはその立場の人かもしれません。責任者を用意する目的は、各サイトの導入で得た知見を次のサイトで活かすこと、および作業の効率化です。

 例えば、アクセス解析サービスを10サイトに導入する必要があるとします。最初の3つのサイトで、導入時に必ず同じポイントでつまずくとします。4つめ以降のサイトは、その情報を事前に教えておいた方が、よりスムースに導入ができるのではないでしょうか?

 このような効率化を実現するために、アクセス解析サービスの責任者は10の業務を担う必要があります。それは以下の10個です。

アクセス解析サービス責任者の10の業務
  • サイト担当者とベンダーの打ち合わせに参加する
  • 打ち合わせの内容や記録を残す
  • コミュニケーションや実装時に気になるポイントを列挙する
  • 責任者とベンダーで気づいた事を共有し、改善を行っていく
  • ベンダーの工数管理と最適化を行う
  • 導入後のサイト担当者へのヒアリングを行う
  • 導入を円滑にすすめるためのツールやドキュメントを作成する
  • 間に入る(片方の肩を持たないようにしましょう)
  • 簡易導入パッケージを用意する
  • 導入の進捗や気づきを上司に報告する

 次ページより、それぞれについて解説していきます。なお、次ページ以降の解説はサイトへのアクセス解析導入時にベンダーあるいは代理店のサポートが入るケースを想定して書いています。

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この記事の著者

小川 卓(オガワ タク)

ウェブアナリストとして、マイクロソフト、ウェブマネー、リクルート、サイバーエージェント、アマゾンジャパンで勤務。2015年にフリーランスとなり、UNCOVER TRUTHのCAO(Chief Analytics Officer)に就任。フリーランスでは、コンサルティング、勉強会、執筆などで活躍している。主な著書は『...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/09/15 11:00 https://markezine.jp/article/detail/8036

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