行動に結びつきやすいのはテレビCMよりも……?
次の問いでは、指定検索キーワード広告を見たことある広告メディアのそれぞれについて、その後実際に検索に至ったかどうかを尋ねた。

指定検索キーワード広告を「見たことがある人」に占める「実際に検索した人」の割合は、雑誌が最も高かった(約58%)。絶対数で勝るテレビではあるが、割合では雑誌に劣るようだ(約48%)。
ながらユーザーが多いとされるテレビよりも、雑誌の方が、行動を促しやすいメディアであることがわかる。 最近増えてきた「○○で検索してください」という広告手法は、最初は目新しさから検索を行うユーザーは多かったかもしれないが、一度検索をしてしまうと、目新しさがなくなり、ユーザーの興味も徐々に薄れていくのではないかとも考えられる。これについては、継続的に調査をして確かめてみたいところである。
また、こういった複数メディアに跨るクロスメディア戦略は、今や数多く見かけるが、クロスメディアから派生して、最近ではインターネット上のバナー広告でも「○○で検索してください」 という指定検索キーワード広告を見かける。他のメディアで生み出したアイデアをインターネットに活かした例である。
インターネットでのリッチメディア広告も増えてきている中、インターネットを中心としたクロスメディア戦略がさらに増えていくと考えられる。
本調査は、業界の全般的な調査となっております。あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。
サンプル数 :200
調査期間 :2006年11月17日(金)~2006年11月19日(日)
調査方法 :インターネットリサーチ
調査機関 :株式会社マクロミル
対象者 :20歳以上の男女本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。アンケート回収データ・クロス集計サービス・レポートは有料にてご購入いただけます。調査や有料サービスをご検討の方はお気軽にお問合わせください。
