SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

カリスマ店長・関口むつみのこれならわかる!集客の鉄則

第2回 集客は開店前からもうはじまっている(2) 後編


あなたの強みはなに?

 これから商材を決める方は、上記のことを参考に、仕入れルートや自分の得意分野、強みなどをよく検討して、じっくり調べて売れる商材を見つけてみてください。

 しかし、すでに売るべき商材が決まっている場合は、検索エンジンがなんといおうとその商材で勝負しなければならないですよね。競合他社が多い、需要が少ない、などの理由で尻込みすることができない場合は、考え方を転換したり、自分にしかない強みを生かすことを考えて見てください。

例えば、競合他社も多く、検索数も多い【フラワーギフト】で成功しているHanaimoのスズキサキコさんは、ご主人とお二人でHanaimoを運営されています。

Hanaimo

お花の専門店で、最初はフラワーギフトとプリザーブドフラワーの両方の検索エンジン対策を行っていたのだそうですが、プリザーブドフラワーはニーズはあれど、どうしても検索エンジンで上位表示ができずに悩んだそうです。ですが、フラワーギフトで軌道に乗ったので、思い切ってプリザーブドフラワーを打ち切ったのだそうです。フラワーギフトのみに力を入れるという方向転換を図ったことで、良い展開になったとスズキサキコさんはおっしゃっていました。

 また、お花のお店の中でも、ニッチ商材で成功しているフラワーギフトのアトリエ花倶楽部の大木良実さんは、48歳の主婦で、お一人でショップ運営から発送までをこなしておられます。

アトリエ花倶楽部

著書も多数出版されていて【トピアリー】作成の日本第一人者です。お花のプレゼントの中でも【トピアリー】はニッチな商材に入るので、ご本人のパーソンブランドとニッチな商材という組み合わせが強みになり、フラワーギフトのお店として成功しておられます。

次のページ
検索エンジンで上位表示されても、売れない理由は?

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
カリスマ店長・関口むつみのこれならわかる!集客の鉄則連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

関口 むつみ(セキグチ ムツミ)

1974年東京うまれ。化粧品販売、2トントラックのルートドライバーなどの職を 経たあと、LAN設置工事や社内サーバ管理など行う。 2003年に知人のネットショップ構築を支援したことがきっかけで、インターネット通販に興味を持つ。2004年7月、開店資金5万円で、ブログを利用したネットショップ「和食器益子焼販売 楽raku」を...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2006/08/08 13:24 https://markezine.jp/article/detail/83

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング