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68.8%がPASMO(パスモ)を「利用したい」

 定期入れから出さずに、PASMOを改札機の読取り部にタッチするだけでご利用できる『PASMO(パスモ)』。インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチサービス「DIMSDRIVE」が、3月18日から利用開始されるPASMOに関する調査を行ったところ、68.8%がPASMOを「利用したい」と答え、また「地下鉄・私鉄定期」と「パスネット」の組合せ利用者は、PASMOの利用意向が高いことがわかった。調査は2007年2月7日(水)~2月15日(木)にかけて実施し、首都圏在住の保有モニター3,592名から回答を得た。

 アンケートで「PASMOを知っているか」尋ねたところ、「よく知っている」と回答した人は3割近くの29.0%だった。また「聞いた事がある程度」は43.9%、「全く知らない」と回答した人は27.1%であった。サービス開始まで約一カ月前の認知度としてはまあまあといったところだろうか。「よく知っている」という回答は、30代男性が最も多く42.2%、次いで40代男性36.5%であった

 次に「PASMOについて良いと思う点」を尋ねたところ、最も多かったのは「利用できる範囲が広い」で77.7%であった。次いで「切符を買う手間が省ける」69.2%、「バスでも利用できる」64.1%、「カードを何枚も持たなくてすむ」61.4%、「現金がなくても乗れる」53.5%、「改札の通過やバスの乗降が早くなる」53.3%と続いた。改札機の読取り部にタッチするだけという利便性と首都圏の鉄道・バスで利用できるという利用範囲の広さが好感を持たれているようだ。

 PASMOについて、「ぜひ利用したい」と答えた人は37.2%、「少し利用したい」は31.6%で、2つを合わせた『利用したい』人は68.8%と7割近くに上った。一方、「あまり利用したくない」は4.2%、「全く利用したくない」は4.0%で、『利用したくない』人は8.2%と1割に満たない結果が出た。

 PASMOは現在定期を2枚以上併用している人にとくに強いニーズがあるようだ。ふだん使用している定期券・カードの組合せ別に、「利用したい」人の割合を見てみると、最も利用意向が高かったのは「Suica定期+地下鉄・私鉄定期+パスネット」の組合せで97.6%。次いで「地下鉄・私鉄定期+Suicaイオカード+パスネット」の組合せ96.2%、「地・私鉄定期+Suicaイオカード+パスネット+バスカード」の組合せ89.5%と続いている。

 トップ3の組合せには全て、「地下鉄・私鉄定期券」と「パスネット」が含まれており、2枚以上の定期・カードを利用している人にとっては、PASMOで1枚にまとめたい意向が強いことがわかった。ちなみにPASMOの名前の由来は、「PASSNET」の「PAS」と、「もっと」の意味を表す「MORE」の頭文字「MO」をとっているとのこと。

関連サイト:「ネットリサーチのDIMSDRIVE『PASMO(パスモ)』に関するアンケート」

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MarkeZine(マーケジン)
2008/02/24 19:16 https://markezine.jp/article/detail/846

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