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検索回数の多いキーワード=コンバージョンが多いキーワードではない
【ブログクチコミをSEO対策に活かす】

  前回は実際に『ブログクチコミサーチ by kizasi』を利用し、各キーワードの記事数、ポジネガ分析、関連語分析を行うことで、ユーザーの“生の声”を定量的に分析した。今回は得られた分析データを元に、最終的にどのキーワードが適しているのかを決定する。また、ブログクチコミのデータを使ったキーワード選定について、そのメリットや重要性についてまとめる。【バックナンバー】

ブログクチコミデータの分析から見えてきた「意外な結論」

 ここで、キーワードの選定にユーザーの生の声を取り入れる 【ブログクチコミをSEO対策に活かす】で分析したクチコミデータの結果をおさらいしよう。

  • 検索回数ではキーワードAが他を引き離して圧倒的に多く、続いてキーワードBが続く
  • クチコミ記事数もキーワードAが圧倒的に多い。ただし、検索回数ではキーワードBはキーワードCの約5倍あったが、ブログクチコミ記事数で比べると、キーワードBはキーワードCの約2倍となり、検索回数に比べ差がない
  • どのキーワードもポジティブな印象で使われている傾向にある
  • 実際にコンバージョンをするであろう成果系ユーザーは、キーワードCを最も多く使用している

 上記の結果を踏まえ、総合的な評価を表にまとめものが下の表である。

各キーワードの総合評価
表1 各キーワードの総合評価

 上記の結果から、コンバージョンを得るための対策キーワードとして最も適しているのはキーワードCであると言える。検索数・記事数が大きいのはキーワードAであるが、必ずしも検索母数が多いキーワードが購入や会員登録やお問い合わせなどのコンバージョンに直結するとは限らないという、興味深い結果となった。

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この記事の著者

福田 保範(フクダヤスノリ)

2007年~2015年6月、株式会社アイ・エム・ジェイにてWEBディレクター、SEOコンサル、マーケティングコンサルなどを経験。2015年7月より、三井住友カード株式会社にてWEBマーケティングを実施中。おもにコンテンツマーケティング、WEB広告、SEOなど多岐にわたるデジタルマーケティングに従事している。また、WEBマーケティングから育児まで多岐に渡るテーマを語るブログ『FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)』を運営している。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2010/01/09 11:00 https://markezine.jp/article/detail/9148

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