「もやし」と「カレー」で乗り切った今年の食卓
主婦を対象とした携帯サービス「シュフモ」は、11月にサイト利用者を対象として、今年1年を振り返るアンケートを行い、4072名から回答を得た。野菜の高騰で献立作りに頭を悩ませることもあった2009年。主婦の強い味方となった野菜として8割の人が「もやし」と回答。今年の食卓では、もやしが脇役から主役に昇進したようだ。
また、今年最も食卓に並んだメニューの上位は以下のとおりで、「カレー」が1位となった。カレーをよく作る理由としては、「簡単」「安くすむ」「作り置きできる」「家族が好きだから」が多い。また、もやし料理も4位に食い込む勢いを見せている。
1位 「カレー」 19.0%
2位 「野菜炒め」 6.8%
3位 「鍋料理」 6.2%
4位 「もやし料理」5.9%
今年買った人気商品「特にない」35%
節約対策としては、衣類の購入を控える・安い衣類を買う、外食を控える、わけあり品や見切り品を利用した人が多く、「なにも節約していない」という人は、全体の4%にとどまった。
そんな中、今年は「エコカー減税対象車」「ユニクロのヒートテック」「タジン鍋」「アルコール0%ビール」「ハイボール」など、さまざまな分野で人気商品やブームが生まれたが、全体の35%の人は「特に人気商品を買っていない」と回答。現状を見極め、簡単にはブームに乗らない冷静な判断がかいまみえる。
また「値下がりしてほしい日用品」として、「トイレットペーパー」を押さえて、「シャンプー・リンスなどのヘアケア用品」が1位となった。
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