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kizasi Marketing PLUSセレクション

ユーザーの生の声にはユーザーニーズが隠れている
【ブログクチコミをマーチャンダイジングに活かす】

 前回のkizasi Marketing PLUSセレクションでは、SEOとブログデータの関連性について書いたが、今回はブログクチコミデータをECサイトにおけるマーチャンダイジングに利用できないかを考えてみたいと思う。【バックナンバー】

目に見えるスペースが限られるECサイトでは、商品の見せ方が重要

 ECサイトは実店舗と異なり、実際に商品を陳列するスペースが必要ない。つまり、理論上ではECサイト内に商品を無限に陳列することが可能となる。一方で、ECサイトの欠点としては、商品を見せられるエリアが少ない。トップページやカテゴリトップなど、ユーザーの目に触れることの多いエリアが限られてしまうため、店舗に比べると商品の露出の差が激しくなる点が挙げられる。

 実際には運営の手間やコストを考えると、取り扱いできる商品を限定していく必要もある。ではどういった商品を扱い、どのように商品を見せるべきなのだろうか? 今回はそのヒントの1つとして、ブログクチコミサーチを用いてブログに書き込まれているユーザーの声を活かすことを考える

 仮にあなたの運営するECサイトで「さまざまな機能がつまったデジタル時計」を仕入れることになったとき、Sunnto(スント)とG-SHOCK(ジーショック)という2つの商品が候補に上がったとしよう。

 Sunntoはフィンランドのメーカーである。このメーカーは、スキー、ハイキング、ダイビング、セーリング、ゴルフなど多種多様なスポーツに精通した時計を製造/販売しているブランドだ。一方、G-SHOCKはいわずと知れた国内外におけるハイテク時計の一流メーカーのブランドである。この2つのブランドについて、ブログクチコミデータをからユーザーのニーズを確かめ、ECサイトにおいてどのように商品を見せるべきかを検討する。

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この記事の著者

福田 保範(フクダヤスノリ)

2007年~2015年6月、株式会社アイ・エム・ジェイにてWEBディレクター、SEOコンサル、マーケティングコンサルなどを経験。2015年7月より、三井住友カード株式会社にてWEBマーケティングを実施中。おもにコンテンツマーケティング、WEB広告、SEOなど多岐にわたるデジタルマーケティングに従事している。また、WEBマーケティングから育児まで多岐に渡るテーマを語るブログ『FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)』を運営している。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2010/02/01 11:00 https://markezine.jp/article/detail/9349

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