「ITpro」「nikkeiBPnet」など、膨大な会員ユーザーを擁するメディアを運営する日経BP社は、会員の属性情報をもとに、ターゲティングメールを配信してきたが、広告をクリックしなかった人だけにフォローメールを送ったり、広告をクリックした人の属性情報を広告主へレポートするなどの新たな取り組みが課題となっていた。
「メール受領後のユーザー行動」と「ユーザー属性情報」を掛け合わせた複雑な条件抽出を実現するにあたって、日経BP社はブレインパッドが展開する「smartFOCUS」の日本語対応版を採用した。
英smartFOCUSの総合キャンペーン管理ツール「smartFOCUS」は、複雑な条件抽出を直観的な操作で行うことができる。ブレインパッドは開発元の英SmartFocus Group Plcと日本における独占的な総代理契約を締結し、2009年6月に日本語対応版を正式リリース。現在までに日経BP社を含む6社への導入が決定している。
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