ランディングページの商材によって、キービジュアルの選び方を変えよう
第一印象を良くするための、キービジュアルの基本的な選び方はわかったが、どんな商材においても先に挙げた3点を押さえていれば良いのだろうか、と疑問に思った方もいると思う。その通り、第一印象を良くするという第一関門を突破したら、“ランディングページの内容に合っているか”という点も、ユーザーを逃さないためには重要な問題である。次のステップでは主要な業種ごとに、ランディングページの内容と照らし合わせてキービジュアルを選んでみよう。
業種1 人材業界:不安を払拭しよう
ユーザーは就職したい、転職したいというモチベーションでそのランディングページにたどり着いている。現在の景況感を受け、良い条件の職場が見つかるだろうか、内定をもらえるだろうか、と先を重んじているだろう。就職・転職に不安はつきものであり、そんな不安を払拭できるキービジュアルを選定することをお薦めする。例えば、就職・転職した自分を想起できるものとして、一般的にビジネススーツを着て笑顔で働いている姿が良いだろう。不安を払拭するという観点では、金融業界も同じことが言える。
業種2 保険業界:ターゲット層に合わせよう
保険には特定の年代別や性別にターゲットを絞った、様々な商材がある。若年層向け、家族向け、高齢者向け、女性向けなどが想定される。そういった場合はその商材のターゲット層に合ったキービジュアルを選定しよう。例えば、単純なことではあるが、若年層向けの場合はキービジュアルにも若年層を持ってくるといった具合だ。その他の業界であっても、ターゲットの像を絞った商材であればこのケースに当てはめられるだろう。
業種3 美容業界:ビジュアルで攻めよう
美容業界といえば、数ある業界の中でも“ビジュアルでの訴求”が要になってくる業界のひとつである。ユーザーにはキレイになりたい、格好良くなりたいといったモチベーションがあり、キービジュアルによって更にそのモチベーションを感化させることもできる。例えば、滑らかな肌や、キレイな身体のラインなどをアピールしたキービジュアルでユーザーの心をつかむのも良いだろう。更に、服用するものや、美容整形であれば、ユーザーが不安を払拭できるような印象を与えることをお薦めする。
このように、キービジュアルの選び方ひとつで、ランディングページの第一印象は大きく変わる。もちろん良いキービジュアルがどうしても見つからない場合もあるだろう。そんな場合には、ランディングページ全体の色味によって信頼感や安心感、暖かみといった印象も与えることもできる。良いキービジュアルがどうしても見つからない場合は、こういった点に目を向けてみるのも選択肢の一つだろう。
ユーザーを逃さないキービジュアルで成果を上げよう
押さえるべきポイントや、業種に分けての具体例を紹介させて頂いたが、ユーザーを逃さないキービジュアルを選ぶ際には、とにかくこの2点に注意したい。
- 第一印象は良いか
- ランディングページの商材を想起できるか
ユーザーは3秒で“ざくっ”と見て、そのページ見るか見ないかを判断している。それでもキービジュアルの選び方さえわかれば、ランディングページの第一印象をグッと良いものにできる。もちろん、キービジュアル以外にもデザインを見直すなどの方法もあるが、誰でも簡単に始められるキービジュアルの選び方で、ランディングページを見直してみてはいかがだろうか。
