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アイレップの現場担当者に聞く「アクセス大幅向上作戦」

ランディングページは第一印象で差をつけろ!
ユーザーを逃さないキービジュアルの選び方

 どんなにたくさんのユーザーを広告で誘導してきても、ランディングページですぐに離脱されては意味がありません。そこで今回は、ユーザーに好印象を与えながら興味をひきつけ、成果があがるランディングページを作るために必要なキービジュアルの選び方について説明します。 【バックナンバー】

誰でも簡単に始められる!ユーザを逃さないために、キービジュアルで対策をしよう

 ユーザーはリスティング広告専用ランディングページ(以下、ランディングページ)を閲覧するとき、一般的には“3秒”でそのページを見るか見ないかを判断すると言われている。これがいわゆる「3秒ルール」である。更に、ランディングページの注視時間は、本を読んでいるときよりも短いと言われており、ユーザーは3秒で“ざくっ”と見て、そのページ見るか見ないかを判断しているということになる。つまり、ユーザーを逃さないようにするためには3秒でユーザーの心を掴むことが、第一前提になるのだ。

 ユーザーの心を“3秒で”掴むために重要となる主なポイントを挙げると、以下の3つに分かれる。

  1. キャッチコピー
  2. デザイン
  3. キービジュアル

 どれも欠かせないものであり、一概に「これ」とは言えないが、今回は誰でも簡単に対策を始められるキービジュアルに焦点を当て、ユーザーを逃さないための対策について解説する。

キービジュアルの“第一印象”を大切にしよう

 思えばリアルな人間社会のコミュニケーションにおいても、第一印象は大切と色々なところで言われる。「人間は相手が話している内容よりも、見た目や雰囲気でその人を判断する」。これはメラビアンの法則と言われるもので、殆どの人が耳にしたことがあるだろう。ランディングページも同様で、第一印象が悪ければ容赦なく離脱へ繋がってしまう。キービジュアルの“第一印象”を良いものにすべく、基本的な人物の写真の選び方をご紹介しよう。

    POINT1 質の高い写真を選ぼう

     質の良さにも色々な要素があるが、例えば画質が悪いと不信感、不安を抱かせてしまう可能性があり、また色味が悪い場合は暗い印象を与えてしまう。画質が良く、色味の良い質の高い写真で、明るく信頼できる印象を与えよう。

    POINT2 笑顔の人物を選ぼう

     笑顔の人物は、見る人に爽やかな清潔感や安心感を与える。無表情や引きつった笑顔ではページ全体の印象を悪くしてしまう可能性がある。ランディングページの内容によっては、真面目な表情が良い場合もあるが、基本的には笑顔の人物で、清潔且つ安心感のある印象を与えよう。

    POINT3 自然なアングルの写真を選ぼう

     ランディングページにたどり着いたユーザーは、PCであってもモバイルであってももちろん正面からページを見ていることになる。そこに際立って下や上、横からのアングルの写真があると、ユーザー自身が見ている正面からの視線との間に違和感が生じるのは必至である。ある程度の角度はリズムのある印象を与えるのであえて使う場合を除き、ユーザーの視線を考え自然なアングルで違和感を与えないようにしよう。

     人物ではなく商品の写真である場合、また写真ではなくイラストの場合も同様のことが言える。基本的な部分であるが、キービジュアルの第一印象を左右するとても重要なポイントである。

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ランディングページの商材によって、キービジュアルの選び方を変えよう

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この記事の著者

羽賀 美和子(ハガ ミワコ)

株式会社アイレップ サービスマネジメント本部 LPOグループ LPOチーム デザイナー 2007年に千葉工業大学 工学部 デザイン科学科卒業後、アイレップへ入社。入社後はLPOを中心にPC及びモバイルのWebデザイナーとして活躍中。ユーザ目線のデザインを日々探求している。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2010/04/23 11:00 https://markezine.jp/article/detail/9962

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