5月1日に誕生する合併会社の商号はリンクシェア・ジャパン株式会社。株主構成は、楽天が36.25%、三井物産が36.25%、LinkShare Corporationが27.5%。5月1日以降も各サービス・ブランド(リンクシェア、TGアフィリエイト)は当面継続して提供される。
両社が取り扱うアフィリエイト広告による物販の流通総額は、2009年ベースで約4000億円に上るため、今回の合併によって流通額ベースではASP業界ナンバーワンの事業者が誕生する。また、米LinkShare Corporationが欧米で提供しているサービスと連携することで、統一ブランド「LinkShare」によるグローバル・アフィリエイトサービスプロバイダーとなる。
両社は今後、アフィリエイト・サービスのプラットフォームを統合するほか、アフィリエイト・パートナーのID共通化、楽天グループのビットワレットが提供する電子マネー「Edy」や楽天スーパーポイントによる報酬支払いの多様化などさまざまな施策を行う。また、成長著しいアジア地域への事業展開を目指す。
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