ブログを中心とした世界のウェブの状況を調査した最新レポートが、Technoratiの"Sifry's Alerts"で4月5日に発表された。Technoratiがトラッキングしているブログはおよそ7000万で、毎日12万の新しいブログが誕生している。これは毎秒1.4個のブログが生まれているのと同じペースだという。
今回のレポートでは、言語別ブログ投稿数のトップ10に変動があった。日本語のブログが全体の37%を占め、英語ブログを押さえてトップに。躍進が著しい中国語のブログは8%で3位。また、今回トップ10に初登場した言語がファルシ語(現代ペルシャ語)。中近東で使われているこの言語が占める割合は全体の1%ながら、かの地でもブログが盛んになりつつあることをうかがわせる。
言語別ブログ投稿数トップ10
日本語(37%)
英語(36%)
中国語(8%)
イタリア語(3%)
スペイン語(3%)
ロシア語(2%)
フランス語(2%)
ポルトガル語(2%)
ドイツ語(1%)
ファルシ語(1%)
その他の言語(5%)
そのほか、ブロガーのうち、かなりの人たちは仕事の時間中に投稿しているという気になるデータも紹介されている。またレポートでは、タグの利用が爆発的に増えていると指摘しており、現在のウェブ利用において、タグが新しい共通言語となりつつあるようだ。
Sifry's Alerts "The State of the Live Web, April 2007"