リスティング広告の利用者が求めるツールとは?
米国のSEMに関する情報を配信しているサイト「search engine land」の記事によると、現状SEM管理運用ツール先進国の米国ですら、広告主の半数が専用のツールを使うこと無く、エクセルなどのソフト駆使しながら、リスティング管理の作業を行っていると言う調査結果があります。
とくに、旧オーバーチュアのシステムが大きく変更された後のアカウント構造は、一つのキャンペーンに複数の広告グループ、広告グループの中に複数の広告、キーワードの要素で構成されているため、アカウント内の広告コンポーネント間の親子関係をきちんと把握するには、操作性が高く、誰でも簡単に使えるツールが別途必要だと考えられていました。
リスティング広告のプロフェッショナルだから分かる課題
オーバーチュアの日本法人の立ち上げメンバーが、2006 年にSEMに特化した専業代理店「株式会社ルグラン」を設立。リスティング広告に関する深い理解と、豊富な運用経験を通じて、リスティング広告の最適化や、更新作業にかかる時間と手間は、広告主のキャンペーン運用の妨げになっていると痛感しました。さらに、本来広告主が実店舗やサイト上で行うべき業務の時間が広告の運用にとられてしまっているという本末顛倒な状況を目の当たりにし、広告主だけでなく、実際に広告主に代わってアカウントを管理・運用する立場として、自らの編集作業のムダを省く方法はないかと模索する中、誕生したのがルグラン リスティングエディターです。
一般の広告主はもとより、リスティング広告のヘビーユーザーである代理店の担当者が利用することで、編集作業にかかる負担を軽減できれば、より多くの広告主や代理店が本来やるべき仕事に集中でき、リスティング広告市場を今後もさらに活性化できるのでは、そんな思いから、リスティングエディターの開発が始まりました。