自社や競合に関連するキーワード~どのキーワードの対策をすべきかが分かる
自社サイトのURLを「ウェブサイト」の欄に入れて検索してみましょう。自社サイトに関する検索ワードの一覧が表示されます。次の「ローカル月間検索ボリューム」の文字列をクリックして、降順に並べましょう。自サイトに関連しているワードが分かります。ここでは、あるソファー屋さんのサイトを入力しています。

こちらをページ上部にある「ダウンロード」を使ってダウンロードしておきます。

検索数から、自サイトへの流入率(CTR)を確認してみましょう。そのためには、キーワードツールからダウンロードした「キーワードごとに」、サイトへの流入数をアクセス解析ツールから取得する事が必要です。以下は、GoogleAnalyticsから取得したデータです(社名や製品名を表わすブランドワードなどは外しています)。

この2つのデータをまとめ、「流入数 ÷ 2010年6月の検索数」を行えば、検索エンジンからサイトへのクリック率(CTR)が分かります。

そして、ExcelのVLOOKUPを使ってマッチングを行い、得られた結果が以下の通りです。

マッチしたキーワードの流入数・流入率・検索されているけど流入がないワードなど、施策を考えやすい情報が揃っています。ぜひ、有効活用してみてください。また、本連載でも紹介予定の「検索順位チェックツールGRC」などを使うと、検索順位と流入数の関係も確認できます。
競合の調査も、同じような手法を使って行うことができます。自社と競合のサイトURLを入力し、キーワードを比較するのです。競合に関連するキーワードが自社キーワードリストに入っていない場合は、対策を打つことが大切です。そのワードに関しては、競合への流入があるのに自社への流入がありません。逆に自社にしかないワード、それを強みとして更にコンテンツを充実して、CTRを増やしましょう。競合有意性に繋がります。