第一回、第二回と、Alexa(アレクサ)の統計データの読み方について説明をしてきました。今回は、Alexaがどのようにして統計データを作っているのか、という内部の仕組みについて解説します。
Alexaはどうやって動いているのか
Alexaがどのようにしてデータを集めているのかを知らずに、Alexaの統計データを盲信してしまう例がネット上には氾濫しています。データ収集の仕組みを理解していれば、Alexaに何ができて何ができないのか、というのも自然にわかるでしょう。
まず最初に、Webの仕組みについておさらいをします。ワールドワイドウェブ(WWW)上でのネットサービスは、クライアント(ブラウザ)がサービスを受けたいWebサイトのサーバに一対一で直接アクセスする分散型のサービスです。
どこかに巨大な中央サーバがあり、すべてのアクセスがそこを通っているのであれば、そこで集計をすることで人気の順位はわかります。しかし、誰もが勝手に好きなサーバにアクセスするWebの世界では、クライアントのブラウザか、サーバのWebサイトのどちらかで、アクセスを捕捉しなければこのような統計値は取れません。
クライアントともサーバとも関係の無い、まったくの第三者であるAlexaは、クライアントのブラウザにデータ集計のためのツールを組み込んでもらうことによって、そのユーザのアクセス先情報を収集しているのです。
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秋元 裕樹(アキモトヒロキ)
週3日はサイボウズ・ラボで職業ブロガー勤務。著書に「PHPxWebサービスAPIコネクションズ」「実践Web2.0 BOOK」など。
個人では比較表コミュニティならべてや日本のITを海外へ紹介する英語サイトアジアジンを主宰。個人ブログ。※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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