モバイルのリスティング広告におけるランディングページ最適化(以下、モバイルLPO)へのニーズが高まりつつある昨今、モバイルLPO施策の特徴を把握し成果を高める必要があります。しかし、PCに比べて、まだ利用母数の少ないモバイルにリソースを割くことができない企業が多いことも事実です。今回は、“少ないリソース”でモバイルのランディングページの成果を最大限に高めるための「4つのポイント」を解説します。(バックナンバーはこちら)
モバイルLPOの勘所とは
リーマンショックなどの世界的恐慌のあおりを受けて、インターネット広告業界も依然不況から抜け出せていません。広告予算は減少し、より効率よく成果へ結び付ける施策が急務となっています。そんな中、モバイルのリスティング広告をはじめとした広告施策にポテンシャルを感じ始めているサイト運営者は増加しており、モバイル広告予算を拡充させる傾向が高まってきています。
必然的に、モバイルのリスティング広告の成果を高める施策の1つであるモバイルLPOの重要性も高まり、多くのサイト運営者がモバイルのランディングページ(以下、モバイルLP)への取り組みを一斉に始めています。しかし、リソースもしくは予算が確保できないせいなのか、PC用のランディングページをそのまま移植しただけのモバイルLPが多く見られます。
モバイルにはPCにはない独特のユーザインターフェイスがあるため、PCのランディングページからそのまま情報を落とし込んだだけでは、情報過多や、ユーザビリティが低いページになりかねません。それでは思うように成果に結び付けられないのではないでしょうか?
そこで、時間や手間をかけることが難しい中でも、ほんの少し意識するだけでモバイルリスティング広告にマッチしたランディングページを構築できる4つのポイントを解説します。

ポイント1:訴求情報の精査
まず、モバイルの前提として、画面サイズがPCと比べ極端に小さいことを認識する必要があります。PCの一般画面サイズが17インチ、モバイルの一般画面サイズが3.2インチと仮定すると、単純に「目で確認できるスペースが約1/5以下」となります。 この小さいスペースにPCのランディングページと同様の情報を掲載してしまうと、情報過多となり、ユーザーに伝えたい情報が伝わりません。
モバイルLPは、訴求したい情報に優先順位をつけ、PCのランディングページに掲載されている情報の1/5以下となるよう掲載する訴求情報をまとめる必要があります。特にファーストビュー(ランディングしたのち最初に表示される情報)の情報量の精査が重要です。
PCでは訪れるターゲットが持つさまざまな情報取得モチベーションに対し、ファーストビュー上で訴求する情報を掲載しますが、モバイルLPではファーストビューのスペースが小さいため、より訴求する情報を絞り、掲載する必要があります。
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高尾 将寛(タカオ マサヒロ)
株式会社アイレップ サービスマネジメント本部 LPOコンサルティンググループ
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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