生産性を向上し作業負荷を激減
最後に「生産性向上にもっと貢献」というテーマについて。
サイト運営者側だけではなくユーザーの利便性も考え、テーマに沿って次のような点を改善している。
- 複数プラットフォームに対応の動画プレーヤー
- 動画アップロードの高速化…Aspera高速ファイル転送テクノロジーを採用し、アップロード速度を5~20倍向上
- URL短縮機能…プレーヤーからの動画共有をスムーズに
- Brightcoveモバイルアップロード…iPhoneで撮影・編集したコンテンツを直接アップロードできるアプリを提供
…単一のJavaScript埋め込みコードでFlashとHTML 5での配信に対応。ただ対応するだけでなく、ロゴの配置など、Look&Feelを同じように再現できるようになっている。またスマートフォンでの閲覧時にはボタンを大きくするなど、デバイスに応じたカスタマイズも施している
FlashとHTML 5の双方に対応の動画プレーヤーについては、テンプレートが用意されているため、簡単に導入することができる。だが、使っているうちに「こうしたい」という希望が出てくるようで、3か月程度も経つとカスタマイズしてチューニングしていく企業が多いのだとか。
須賀氏の発言にあったように、動画は自社サイトだけで掲載されていた時代は終わり、動画サイトやソーシャルメディアなどでの共有が進んでいる。
そうしたさまざまなメディアへの配信を管理するのは一苦労。さらにプラットフォームの違いによるFlashなのかHTML 5なのか、といったテクノロジーの違いに対応するのも手間が掛かる。
そうしたマーケターの悩みの種になりそうな「複雑さを軽減するプラットフォームになりたい」と須賀氏。YouTubeなどへの配信を含めて、Brightcoveですべてを一元管理できるようにしていきたいと今後の展望を語っている。