Facebookは、「メッセージ」と呼ばれるFacebook内のコミュニケーション機能を、まったく新しい機能に進化させた。これによって、相手の名前を選んで伝えたい内容を入力するだけで、相手がどんなサービスやデバイスを使っていても、リアルタイムのコミュニケーションを楽しむことができる。
今回、Facebookは希望するすべてのユーザーに「@facebook.com」のメールアドレスをひとつ提供すると発表しているが、新たなメッセージ機能はメールとはまったく異なるサービスだ。このシステムには、メールのような「Subject」「cc」「bcc」行がなく、メール、チャット、SMSなど、どんなサービスを経由しても、この機能のもとにひとまとめにして見ることができる。受け取ったメッセージをためておく受信箱「ソーシャル・インボックス」という名称で、ユーザーの友人からのメッセージだけを収納する。ほかのすべてのメッセージ(たとえば、銀行からのメールなど)は、「その他」フォルダに振り分けられてしまう。
この「メッセージ」機能は今後数か月にわたって提供を拡大し、招待されたユーザーは利用を開始できるようになる。
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