ブランド化
検索は、一般名詞のキーワード検索とは限りません。
たとえば出先で弊社サイトを見ていただくとき、相手のブラウザーのお気に入りやブックマークには入っていませんから、「SEO塾」や「株式会社アルゴリズム」で検索してもらいます。そもそもアクセス解析で見ても、「SEO塾」や「株式会社アルゴリズム」の検索トラフィックがかなり多いです。
「SEO塾」や「株式会社アルゴリズム」は商標登録もしていますが、ある程度はブランド化していると言えるのではないでしょうか? もちろん弊社の場合は、SEOとしてサイト名や会社名を仕組んだということもあります。
集客が楽になる
ヤフーがグーグル化した今、グーグルの検索シェアは90%以上。そしてグーグルでは順位変動がつきものになってきました。一般的なキーワード検索よりも、社名やサイト名で検索されることは、順位変動の波の影響が少なくなります。
ソーシャル・ネットワークもかなり普及してきましたから、企業やサイトの知名度を高めることができれば、検索の内外での集客力アップにつながってきます。
売上が楽になる
また、サイト名や会社名のブランド化に成功すれば、お客さまの購入の意思決定の途中のハザードが取り払われることになります。
お客さまがECサイトに疑いを持つのは、つまり最後のお買い上げにいたらない理由は、
- 「どこの馬の骨とも分からない」
- 「お金をだまし取られるかもしれない」
- 「粗悪品をつかまされるかもしれない」
といったことです。ブランド力は信用力でもあり、ネットで買い物をする際の、数々のハードルがこえられることになるわけです。

会社名やサイト名などで検索されるメリットとリスク
しかし、ブランド化するには、時間がかかりますし相当な露出の努力も必要です。もっとも、上位表示のSEOも成果を上げるには時間がかかるのですが…
さらには、会社名やサイト名、場合によっては社長名などで検索されるほど知名度が高まれば、人気税としてたたかれることもあり、誹謗中傷や悪評ページが上位表示されるリスクが生じます。
もちろん、悪評は事実ならシャレになりませんから、まずは悪評が立つようなことを行わないことです。
そして、完全な営業妨害は法的に対処するとして、たたかれることこそ人気税一々反論せずに放置。スルー力こそが本物のブランド主の資質、ネットのビジネスパワーとなるでしょう。
