既存のWeb集客手法とフラッシュマーケティングの違い
Web上で集客担当者が実施する通常の集客方法といえば、まずSEO・SEM対策や、バナー広告などが思いつきます。これらの方法に加えて昨年から、弊社が運営するチケット共同購入サイト『ポンパレ』のような、フラッシュマーケティングを活用した新たなWeb集客の方法が注目を集め始めています。
さて、フラッシュマーケティングを活用した集客とは、既存の集客方法と比較して、どのような特徴があるのでしょうか。
顕在層へのアプローチに強い既存のWeb集客手法
既存のWeb集客の方法とフラッシュマーケティングはそれぞれ異なる強みや弱みを持っていると考えています。そこで、多少誤解を生むかもしれませんが、それぞれの特徴をざっくりと表にしてみました。
SEO•SEM・・・顕在層へのアプローチに強く、潜在層へのアプローチに弱い
表中の「顕在層」「潜在層」というのは、ニーズが顕在化しているターゲット層と、ニーズが潜在化しているターゲット層という意味ですが、リスティング広告のような検索連動型の集客手法は、顕在層へのアプローチに大きな強みを持っています。言いかえると、自身のニーズがはっきりしている人(=検索をする人)に対して、強力にアピールができるというわけです。
一方、ニーズがまだ潜在化している場合は、検索自体が行われませんので、これらの手法でのアプローチは難しくなります。
バナー広告・・・リーチ数の獲得に大きな強み
バナー広告は、投資額次第で、ポータルサイトやニュースサイト、ブログなどに幅広く出稿できるため、顕在層・潜在層問わず、リーチ数の獲得に大きな強みがあります。特に、ニーズを持ち合わせていない層にリーチができるという点で、新規顧客開拓が期待できると考えています。
ただし、潜在層にアピールしてニーズを喚起するには、バナーというスペースでのコミュニケーションは貧弱であるため、ニーズのないところからクリックやアクションにつなげていくのは比較的難しくなります。
既存のWeb集客手法の強みを組み合わせたポートフォリオを組むことで、効率的な集客を実現できているケースも数多くあると思います。ただその一方で、そうした手法だけではなかなか上手くいかず悩んでいる方も少なくないはずです。
そのような方々の課題の解決策となり得るフラッシュマーケティングの特徴をご説明いたします。