アウンコンサルティングは、Google検索で、世界30か国において6月に検索回数が急上昇したキーワードを選定し、日本・韓国・中国の3か国と全体の分析を行った。日本では、話題の人物・イベント・アニメおよび季節性の高いキーワード(父の日・宝くじ など)が急上昇しており、特にAKB48関連のキーワードが上位を占めている。また、アニメ関連キーワード(“あの花”など)は、小説化・DVD化・映画化などにより急上昇する傾向にある。
韓国では、人気・話題の映画やドラマのキーワードが急上昇。また、皆既月食や大成(人気アイドルグループBIGBANGのメンバーの1人で、6月に交通事故を起こした)などがランクインしている。
中国では、社会的な話題やニュースのほかに、流行のテレビ番組や話題の人物のキーワードが急上昇している。大学入試の最高得点者の公表を控えるように、教育省が発表したことが話題になり、大学入試関連キーワードが上昇。また、「裸婚时代(裸婚時代)」というキーワードは、中国の若い世代の恋愛観や結婚観を表現した作品で、ベストセラー小説がドラマ化されたことがきっかけで急上昇している。
その他の国を見ると、インドネシア、サウジアラビアなどでは大学入試の季節のため、入試内容や合格発表に関するキーワードが上位にあがっている。ニュージーランドでは、地震に関するキーワードが、トルコ、メキシコ、スペインでは、ゲームサイト名「Friv」が急上昇している。
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