個人や家庭向けの携帯端末を展開するモトローラ・モビリティは、近年、携帯端末市場での業績不振に悩んでいた。今回の買収で、グーグルは同社株式を一株あたり40ドルで取得し、買収金額は総額125億ドル(約9600億円)となる。
モトローラ・モビリティは、グーグルが推進するスマートフォンOS「Android」のパートナー企業。Androidはさまざまな端末メーカーが参画するオープンなプラットフォームとして展開してきたことから、グーグルは、今回の買収後もAndroidの方向性は変わらないことを強調している。
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