女性ユーザーでスマートフォン保有率が最も高いのは20代
保有しているデジタル機器について尋ねたところ、20代女性ではスマートフォン保有率が他の世代に比べ高く、一方、30代40代女性では携帯電話(スマートフォンを除く)保有率が他の世代に比べて高い結果となりました。
また、前回実施した男性ユーザーに対する調査の結果(※)と比較してみたところ、携帯電話の保有率は女性の方が多かったが、iPhone、Android、その他のスマートフォントの保有率は低いことが分かりました。
IMJモバイル調査(2011年4月):「男性のデジタル領域における行動・意識に関する調査」
携帯電話よりもスマートフォンの方が1日のサイト閲覧時間が長い
1日のサイト閲覧時間を尋ねたところ、携帯電話よりもスマートフォンでの閲覧時間が長く、スマートフォンユーザーの方が積極的にサイトに接している様子が伺えます。
年代別に見てみると、携帯電話、スマートフォンともに年齢層が低いほど閲覧時間は長く、10代女性は携帯電話では約4割強、スマートフォンでは約6割強のユーザーが1日に1時間以上閲覧していることがわかりました。
また、地域別に比較した際、1日にスマートフォンのサイトを「1時間以上」閲覧しているとの回答は、首都圏・京阪神のユーザーでは44%となり、その他地域のユーザー(32%)を10ポイント以上、上回っていることから、首都圏・京阪神のユーザーの方が長い時間スマートフォンのサイトを閲覧していることがわかりました。
首都圏・京阪神の女性ユーザーはスマートフォンの保有がきっかけで情報の収集、共有の機会が増加
スマートフォン保有者に対し、スマートフォンを保有することで情報収集や発信の方法や頻度などに変化があったか尋ねたところ、首都圏・京阪神の女性ユーザーは「情報収集の方法が変わった」「情報を人より早く取り入れられるようになった」などの回答がその他地域の女性ユーザーに比べ多く、積極的にスマートフォンを活用している様子が伺えます。
さらに「サイトを話題にすることが増えた」「サイトを教えるようになった」などの回答も多く、取り入れた情報を周りへ共有する機会もスマートフォンの保有がきっかけで増えていることがわかりました。
また、首都圏・京阪神の女性ユーザーはその他地域の女性ユーザーに比べ、「通勤・通学時間の過ごし方が変わった」との回答が多く、電車やバスなどの移動が多い首都圏・京阪神の女性ユーザーはその時間にスマートフォンを利用していると推察できます。