グーグルが6月に提供を開始した「+1」ボタンは、ボタンが設置されたサイトでクリックすることで、その情報が気に入ったことを示すことができる。このボタンはすでに100万以上のサイトに設置されている。グーグルは「+1」ボタンを改良し、いくつかの新機能を追加した。
まず、現在試験的に公開しているSNS「Google+」の「サークル」と呼ばれるグループ内で、「+1」ボタンがクリックされた情報を共有可能になった。「+1」ボタンにマウスカーソルを合わせると表示される小さな画面から、ユーザーは直接コメントを投稿したり、投稿先のサークルを選択することができる。
この小さな画面には、パブリッシャーが用意したリンクや画像、説明などが表示され、「+1」ボタンを押すと、Google+のストリームに一緒に投稿される。パブリッシャーは、この「+snippets」機能によってユーザーに共有してほしい情報をカスタマイズすることができる。また、インライン・アノテーション機能によって、知人が「+1」ボタンをクリックしたページを訪問したとき、「+1」したユーザーの名前と顔が表示されるようになった。
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