「慎重スロースターター層」は女性、「こだわりデジタル層」は男性が多い
各クラスタの性年代構成比を見てみると、「飛びつきミーハー層」は、10代の割合がやや多く、年齢が高くなるにつれ出現率は低くなる傾向が見られます。「慎重スロースターター層」は、女性の割合が最も多く、女性20代、30代に多いことが特徴となっています。「こだわりデジタル層」は、男性の割合が最も多く、男性20代、40代に多いことがわかります。「控えめフォロワー層」は、やや男性の割合が多く、男性20代、30代に多いことがわかりました。
消費行動の傾向は、「飛びつきミーハー層」では衝動型、「こだわりデジタル層」では吟味型
消費行動における各クラスタの特徴を見てみると、「飛びつきミーハー層」は、「衝動買いをする」(42%)、「予定より多く買う」(27%)や「雑誌や周りを参考にして買う」(28%)などの回答が他クラスタに比べ多く、流行に敏感で消費意欲が高いことがわかります。
「慎重スロースターター層」は、「欲しいものが見当たらない」(31%)との回答が多く、一方「商品の情報に詳しい」(8%)「衝動買いをする」(23%)との回答は少ないことから消費意欲が低いと推察できます。「こだわりデジタル層」では、「買う前に値段を比較する」(71%)、「計画的な買い物をする」(40%)との回答が多く、よく吟味して消費している様子が伺えます。
「控えめフォロワー層」は、「品数が豊富な店まで行く」(7%)との回答は少なく、消費に対して消極的に捉えていると想像できます。