Facebookページのファンを増やす方法【2】:ソーシャルプラグインを使う
自社サイトやブログなど、外部(Facebookでない)サイトに「いいね!」ボタンなどを設置して、Facebookページに誘導することができます。「いいね!」ボタンのほか、「Comment」や「Send Button」などもあり、これらを総称して「Facebook ソーシャルプラグイン」と呼びます。まずは、「いいね!」ボタンの設置から始めましょう。
「Facebook 開発者」サイト内に設置方法があります。「ウェブサイト向けに開発」>「Core Concepts」>「Social Plugins」>「Like Button」と進んでください。


「いいね!」ボタンをカスタマイズして設置する
サイズや色などを、簡単にカスタマイズすることができます。なお、ここでは「Like」などと英語で表示されますが、日本のサイトに設置すると、「いいね!」に変換されます。

URL to Like
「いいね!」ボタンを設置するサイトのURLを入力します。
Send Button
相手を選んで「いいね!」を送る、Sendボタンを設置するかを選びます。SendボタンはJavaScript対応が必要です。2011年10月現在、まだほとんどのサイトが対応していないので、初心者マーケターはチェックを外して問題ないでしょう。
Layout Style
3種類のレイアウトから選択できます。
Width
「いいね!」ボタンまわりの、横幅を調整できます。
Show Faces
すでに「いいね!」を押したユーザーの、顔写真を表示するかを選択します。
Verb to display
「いいね!」のほか、「オススメ!(Recommend)」ボタンにもなります。広く普及しているのは「いいね!」です。
Color Scheme
背景の色が選択できます。
Font
6種類のフォントから選べます。
Get Code
「Get Code」ボタンで、上の情報を反映したプラグインコードが表示されます。

Open Graph Tagsを設定する
Facebookページなど、Facebook内のコンテンツで「いいね!」ボタンを押すなどアクションを起こすと、ニュースフィードに配信され、拡散されます。外部サイトでは、Open Graph Tagsをサイトの上部に設定することで可能になります。
ソーシャルプラグイン同様、どういった内容を配信したいのかを入力すればコードが表示されます。

Title
投稿のタイトルです。MarkeZineでは、記事のタイトルをそのまま設定しています。
Type
投稿コンテンツの種類です。セレクトボックス式になっており、activity~Websiteのなかから選択します。MarkeZineでは「Website」の「article」としています。
URL
リンクするURLを設定します。
Image
50ピクセル×50ピクセル以上の画像をアップします。高さの3倍の横幅までOKとのことです。画像はURLを貼る仕様で、「Like Button」ページにはアップロードする場所がありません。自社のサイトやブログにアップし、その場所のURLを貼ってください。
Site name
サイトの名前を入れます。
Admin
Facebookページ管理人のIDか、プラットフォームアプリケーションID、Facebook IDを入力します。Facebook IDが自動的に入力されるようです。
Get Tags
コードが表示されるので、設置するサイトの<head>部分に置いてください。

MarkeZineでの例

この記事で、「いいね!」ボタンを押すと、以下のように配信されます。

Open Graph Tagsの設定を確認する
「Facebook開発者」ページのツール「Debugger」で、Open Graph Tagsが正しく設定できているか確認することができます。
URLを入力し、「デバッグ」ボタンを押します。

修正が必要な場合、「Warnings」とともに該当箇所が表示されます。
