2011年度上期の携帯電話端末総出荷台数は2,028万台で、前年比6.0%増。半期別の出荷台数としては、2007年度下期の2,563万台以来の2,000万台市場となった。このうち、スマートフォン出荷台数は1,004万台で前年比4.5倍、総出荷台数の49.5%を占める。
メーカー別に見ると、シャープが出荷台数394万台(前年比9.4%減)で1位、シェアは19.4%(前年比3.3ポイント減)となった。なお、シャープはスマートフォン市場でも、出荷台数228万台で1位、シェアは22.7%である。
2位は富士通で338万台(18.6%増)、シェア16.7%(1.8ポイント増)、3位がソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズで260万台(83.1%増)、12.8%(5.4ポイント増)となった。
調査元では、2011年度下期の携帯端末出荷台数は2,000万台を超え、2011年度通期では前年比10.5%増の4,160万台になると見込む。うち、スマートフォン出荷台数は2,330万台で、総出荷台数の56.0%に達すると予測している。
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