ソーシャルメディアによる採用企業認知の方法1:コンテンツ発信
ソーシャルメディア上では“誰”が言うかも大事ですが、”何”を言うかも非常に重要です。良いコンテンツには必ずファンがつきます。そして、発信し続けることによって、企業への信頼が生まれ、それが採用ブランドにもなります。
コンテンツの拡散を加速させるのは、ソーシャルボタンです。知名度のある企業は、最初こそ「いいね!」が集まりますが、コンテンツが魅力的でなければ次第に過疎化していきます。一方、知名度のない企業は、はじめは「いいね!」集めに苦戦するものの、コンテンツが魅力的であれば次第にファンは増えていきます。
本記事執筆現在、Facebook採用ページのなかで、もっとも多く「いいね!」がついているのは、日本生命です。日本生命は、"誰"の部分で認知度が高いのはもちろん、コンテンツもとても魅力的です。
具体的には、内定者主体のセミナー、公開型OB訪問プレミアムランチなど、就活生が求めているものを上手く発信しています。
日本生命の担当者から、次のようなコメントをいただきました。
「内定者企画セミナー自体は、昨年までは会社主催イベントとして9月頃に実施していました。しかし、今年度は倫理憲章の見直しを考慮し、 会社主催ではなく、あくまでも学生(弊社内定者)が大学単位で自主的に開催するものとしました。その告知領域において、本社採用Facebookページを活用したわけです。
学生側の反応は上々で、これまで開催した各大学での内定者セミナーの参加者数は、予想を上回っています。内容は、概ね日本生命という企業のPRではなく、就職活動に関するアドバイスが大半を占めているようで、学生からの質問もその部分に関する内容が多いと聞いています」
