昨今叫ばれている若者の「海外旅行離れ」だが、トリップアドバイザーが20年前と比較したところ、たしかに全出国者中に若者(20~25歳)が占める割合は13%から7%に大きく減少している。しかし、これは単に人口に占める若者の割合が減っているためであり、20~25歳の中で海外旅行をした人の割合を比較すると、20年前の16%から17%と、逆にわずかながら上昇。個々の若者の旅行意欲は、20年前と比較して減少していないとしている。
今回の調査では、現在と20年前の新成人の旅行ファンションや旅の必需品を、図解で比較。20年前の人気の渡航先1位は「アメリカ」だったが、2010年では「中国」に変化している。
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