オープン前後で運用体制や投稿内容を変化させる
Q. 各ソーシャルメディアの使い分けや誘導方法は?
オープン前と今とでは運用方法が異なるのですが、オープン前は、FacebookとTwitterとWebサイトの3つを連動させ、ダイアリー形式のイメージ写真と文章を毎日更新し、ルミネ有楽町店の“色”を見せられるようにしていました。
誘導方法としては、Webサイトやポスターに「いいね!」のビジュアルを用いて、Facebookページへの興味を喚起したり、Facebook広告を出稿したりしました。加えて、オープン前の一週間はテレビCMを流していたので、検索経由の流入が多かったです。「ルミネ有楽町店」で検索すると、Webサイトの次にFacebookページが表示されるので、そこで知ってもらえたみたいですね。

今はオープン前とはガラッとスタイルを変えて、親しみやすさを意識した投稿内容にしています。Facebookでは宣伝色を強めると反応も印象もあまりよくないので、有楽町プチ情報やショップスタッフの紹介、私たちのランチなど、トリビアのような情報を紹介しています。Facebookの「いいね!」とトリビアの「へぇ~」って、けっこう近い感覚ですよね。
逆にTwitterは直接購買につながるように、各フロアのフロアマスターがショップや商品の紹介をしています。Twitterの投稿は館内に22個あるデジタルサイネージで表示されるようになっていて、来店中のお客様にリアルタイムでお得な情報をお届けできるようにしています。ちなみに、このシステムを導入したのは、関東の商業施設で初めてなんですよ。
