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あの企業のソーシャルメディア担当者に聞きました!

ルミネ有楽町店のソーシャルメディア担当者に聞く、ソーシャルメディアでファンを囲い込むO2Oの新しいプロモーションの形


配属されてから独学で勉強したソーシャルメディア活用

Q. 篠原さんはこれまでどのようなお仕事をされてきましたか?

 私は入社5年目なのですが、弊社にはジョブローテーションの制度があるので、これまで5~6部署を回ってきました。直近では横浜店でショップとの契約関連の仕事を担当していました。

 有楽町店のオープンにあたり、1年前から準備室が開設されていたのですが、私は昨年の3月に異動してきました。今はソーシャルメディア担当だけでなく、ホームページやルミネカード、キャンペーン企画に加え、フロアマスターも担当しています。

Q. ソーシャルメディア担当のメンバー構成について教えてください

 有楽町店では、販売促進グループの女性4名で運用しています。弊社はシフト制なので、スケジュール表を作って“誰がどんなコンテンツをいつ投稿するのか”を管理しています。

Q. コミュニケーションについてルールや気をつけている点はありますか?

 「投稿する4人のトーンがぶれないようにする」「“響く”時間帯に投稿する」「宣伝寄りな投稿になりすぎない」の3つは気をつけています。

Q.  ソーシャルメディア担当者として、篠原さんの情報源について教えてください

 私は担当になるまでTwitterはやっていましたが、Facebookは触わったことすらない状態でしたので、まずは先輩に教えてもらった日経の有料セミナーを受講しました。そこで聞いたANAやコカ・コーラの事例は、とても勉強になりましたね。それから『Facebookマーケティング戦略』(翔泳社)や『Facebookを集客に使う本』(ダイヤモンド社)を読みました。やはり他の企業の事例が参考になると思ったので、そこからは他社のフォロワーが多いFacebookページをたくさん見ました。まだディベロッパーでFacebookを活用しているところが少なかったので、自分で試行錯誤しながら学んでいった感じです。

Q. 効果測定はどのように行っていますか?

 Twitterはリツイートされた数を見ています。Facebookはインサイトで、いいね!数やコメント数、シェア数を見ています。投稿したコンテンツによって全然反応が違うので、結果によって内容を改善するようにしています。あとは、そもそもどれくらいの方に見ていただけているのかも重要なので、リーチ数にも注目しています。

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現場のある強みを活かしたO2Oと消費者コミュニケーションに取り組みたい

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&Marketing Com...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/07/19 10:54 https://markezine.jp/article/detail/14964

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