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初心者Webマーケター向けリスティング広告入門

初心者Webマーケターが知っておきたいリスティング広告概論

 初心者Webマーケター向けに、リスティング広告について解説します。

リスティング広告は、「検索」時代に欠かせないマーケティングスキル

 検索エンジンでの「検索」という行動が日常化した現代において、それはもはや私たちの生活の一部であり、加速する情報化社会の中で、自身が求める情報を見つけ出すためにはなくてはならない存在となりつつあります。そして、パソコンの他にもモバイル、スマートフォン、タブレットなど、デバイスが多様化する今、検索の重要性は日に日に増すばかりです。

 こうした背景から、リスティング広告はSEOと並んでWebマーケターが知っておかなくてはならない、検索エンジンマーケティング手段の1つといえます。

 この連載は、新たにリスティング広告に携わるWebマーケターや、これから導入を検討している人、そして代理店とのやりとりを担当することになった人たちに向けて、わかりやすい形でいくつかのポイントをご紹介していきます。

 「リスティング広告は、すでにやり尽くしている感があるし……」という場合も、必ずといっていいほどに改善の余地は残されています。最適化に終わりはありません。それほどまでに、リスティング広告は多様であり、さまざまなアプローチ手法があるのですが、あまり知られていないのが現状です。

リスティング広告にも種類がある 検索連動型/コンテンツ連動型

 ここでいうリスティング広告とは、主に、Yahoo!Japan の提供する Yahoo!リスティング広告とGoogle社が提供する Google AdWords を指します。

 リスティング広告にも、種類があります。検索エンジンでの検索行動に連動して広告が配信される「検索連動型広告」と、コンテンツと 連動して広告が配信される「コンテンツ連動型広告」(Yahoo!リスティング広告はインタレストマッチ、Google AdWordsはディスプレイネットワーク)です。ひとえにリスティング広告といっても、さまざまな配信形態があるので注意が必要です。

検索連動型広告の例
コンテンツ連動型広告の例

リスティング広告のメリットとデメリット

 リスティング広告には、さまざまなメリットとデメリットがあります。ここでは、オーソドックスなものをあげておきます。

リスティング広告のメリット

即効性がある

 運用開始後、すぐに成果を感じられます。配信ボリュームによっては、アカウント始動後の翌日には、その効果を体感することができるでしょう。また、仮説の検証も限りなくスピーディーに行うことができるので、素早い対応が可能です。

リアルタイムでの変更が可能

 管理画面上で、いつでも自由にキーワードの入札や広告文の変更、入札価格の調整などが可能です。予算の推移や市場環境などによって、運用者自身によって調整が行える、数少ない広告です(※一部審査によって遅延することもある)。

希望のターゲットに訴求することができる

 自社の取り扱うサービスに対し、関心の高いターゲットに絞り込んで訴求することができます。ただし、キーワードや配信先を絞り込み過ぎると、対象ターゲットが減少していく傾向があるので注意が必要です。

クリック課金

 最大の特徴は、何と言ってもクリック課金であることです。予算や目標に合わせて、必要な分のアクセスを、自社のサイトへ誘導することが可能です。掲載した広告がクリックされない限り、広告費はかかりません(※Google AdWordsでは一部CPM(掲載1000回あたりの料金)での配信も可能に)。

リスティング広告のデメリット

運用コスト

 代理店に運用を依頼する場合はもちろん、見逃しがちですが、自社で運用する場合もその分の運用コストがかかっています。リスティング広告は、新しい機能が日々追加されます。そのため、突き詰めれば突き詰めるほど、多大な運用コストがかかる傾向があります。その結果、さまざまな施策を受け持つWebマーケターに、大きな作業負荷がかかる可能性が高いです。

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この記事の著者

阿部 圭司(アベ ケイジ)

アナグラム株式会社 代表取締役。大手アパレルメーカーを経てSEMの世界へ。現在はSEM施策の運営、改善だけではなく、LPO、ウェブサイト分析などを手がける。 CPAの改善だけにとらわれず、ビジネスの最大化を目指す施策を支援。●著書 ・『プロが教える Google Analytics 実践テクニック』『リスティング広告 成功の法則』『新版 リスティング広告 成功の法則』『いちばんやさしいリスティング広告の教本 人気講師が教える利益を生むネット広告の作り方』●その他 ・SEMブログ「SEM-LABO」 ・福島県観光交流大使

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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