デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、スマートフォン広告の認知効果を測定するため、「スマートフォン版Yahoo! JAPAN」ユーザーを対象に昨年11月から12月にかけて調査を行った。調査対象キャンペーンは、ディスプレイ広告6案件。スマートフォン版Yahoo! JAPANにおいて対象の広告に接触したユーザーから538サンプルを回収した。
その結果、フリークエンシー(インターネット広告に対するユーザー1 人あたりの接触頻度)とディスプレイ広告認知率には相関関係が見られた。フリークエンシーの増加とともにディスプレイ広告認知率は上昇する傾向を示し、フリークエンシー4回で、広告接触者の半数となる約50%が広告を認知する結果を得た。
今回の調査結果にもとづき、Yahoo! JAPANは、平均フリークエンシーが4回になることが期待される投下量で設計した新広告商品「スマートフォン版Yahoo! JAPAN スマートパネル スペシャル」のリリースを予定している。
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