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初心者Webマーケター向けリスティング広告入門

Webマーケティングにリスティング広告を使おう【3】
キーワード最適化へ4つの施策

キーワード最適化への施策4:検索クエリレポートで本当のターゲット行動を洗い出す

 検索連動型広告を出稿する場合、部分一致やフレーズ一致、絞り込み部分一致など、完全一致以外のキーワードマッチを利用するケースは非常に多いのではないでしょうか。

 そんな時に活躍するのが、Google AdWords、Yahoo!リスティング広告どちらにも管理画面がある「検索クエリレポート」です。検索クエリレポートは、部分一致などで登録されたキーワードがどんな検索クエリで検索されて表示されたかを見ることができる、非常に便利な機能です。

Google AdWordsの検索クエリレポート
Yahoo!リスティング広告の検索クエリレポート

 これらを見ることで、足りないキーワードを補填したり、実際にコンバージョンになるキーワードを確認したりすることができます。

 また、部分一致での余分な露出を防ぐためのキーワードを見つけることも可能です。余分なキーワードが検出されるようであれば、即座に除外キーワードとして登録することで、今後の部分一致の余分な誇張を防ぐことができるわけです。

 検索クエリレポートを利用することで、本当のターゲット行動を洗い出すことができるようになるのです。検索クエリレポートは、強力なキーワードツールだと言っても過言ではありません。

まとめ

 キーワード最適化への道は、キーワードツール、マインドマップやブレインストーミングなどさまざまな手法を活用して、徹底的な仮説を立てることにあります。

 さらに、その後の動きを追い検索クエリレポートなどを利用して、より精度の高い施策へ導くことが重要となります。

 この繰り返しこそが、キーワード最適化、はたまたアカウント最適化への道のりとなります。

キーワードの発想方法は過去記事でもご紹介しています。より詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
失敗しないキーワードの発想方法とGoogle AdWordsキーワードツールの使い方

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この記事の著者

阿部 圭司(アベ ケイジ)

アナグラム株式会社 代表取締役/フィードフォースグループ株式会社 取締役。大手アパレルメーカーを経て運用型広告の世界へ。リスティング広告やFacebook広告を筆頭とする運用型広告の領域が得意なマーケティング支援会社アナグラムを創業。その後、フィードフォースグループにグループジョイン後、現役職。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/02/21 08:00 https://markezine.jp/article/detail/15089

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