- 時期:2012年1月
- 国名:USA
- 企業名:20th Century Fox
- 業種:映画
低予算でバズを誘発させる映画プロモーションのお手本のような施策
2月3日から全米で公開されたSF映画『Chronicle(クロニクル)』
コンセプトは、ニューヨークの大都会で「人の形をした物体」をラジコン操作で飛行させるという企画。
映画の主人公である3人の高校生が「特殊能力で空を飛行できる」という設定を、現実世界で実現させようとして生み出されたプロモーション。手掛けたのはバイラル・ビデオマーケティング専門の広告代理店「Thinkmodo」。
映像ではニューヨークのシンボルである自由の女神とのコラボレーションも果たしています。
2分30秒程度の映像の最後には、「クロニクル」のイメージカットが挿入されて、公開当日までの期待感を高める構成に仕上げられています。
なおゲリラプロモーション期間中、ニューヨークの街中では携帯電話片手に飛行する人型ラジコンを撮影する人が続出したそうです。
わくわくするゲリラプロモーション。
「公開までの話題(バズネタ)をいかに生み出すか」が、低予算映画の宣伝を行う上での根幹をなす部分ですが、その視点で判断すると大きな成功をおさめたようです。
動画はコチラ
参考サイト
先週の紹介キャンペーン
記事転載元:ブログタイムズBLOG