ミニブログは日常コミュニケーションの投影
今回話した内容は決して未来の話ではない。今後、国内でもこのような事例は増えていくのではないだろうか? ミニブログを今の日本の状況から見てみると、まだそのユーザー数が少ないことが大きな弱点のひとつである。故にマーケッターの注目が集まっていないとも言えるが、マーケッターは常に新しくて斬新なメディアや新しいアイディアに貪欲でなければならない。
上図は様々なWebコミュニケーションツールのポジションマップである。すべてのツールがはっきりと区別されるわけではないが、コミュニケーションツールが、そもそもは我々の日常の生活上で既に存在したコミュニケーションのレプリカと言えるならば、各コミュニケーションツールはこの図面上で確実なポジションを持っているはずである。
図を見ると、ミニブログは我々のコミュニケーションの一部をよく表しているコミュニケーションツールであるといえる。このような背景から推測すると、ミニブログは一時的なブームではないと考えられる。上図のように、我々の日常の生活の中でミニブログ的なコミュニケーションは既に存在していたのである。例えば、授業が終わった後の教室の中の会話や、大きいビルにある喫煙室の中の会話は、まさにミニブログ的だと思われる。そのような意味でも、ミニブログは今後我々のWebライフに定着していくコミュニケーションツールであると見ているのだ。
ミニブログを使ったマーケティングに少しでも興味があるなら、いまのうちに試してみてはいかがだろうか。
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