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日・米・韓の視点で語るネットサービス事情解体新書

Twitterはマーケティングに活用できるのか?


ミニブログは日常コミュニケーションの投影

 今回話した内容は決して未来の話ではない。今後、国内でもこのような事例は増えていくのではないだろうか? ミニブログを今の日本の状況から見てみると、まだそのユーザー数が少ないことが大きな弱点のひとつである。故にマーケッターの注目が集まっていないとも言えるが、マーケッターは常に新しくて斬新なメディアや新しいアイディアに貪欲でなければならない。

Web Communication Position Map

 上図は様々なWebコミュニケーションツールのポジションマップである。すべてのツールがはっきりと区別されるわけではないが、コミュニケーションツールが、そもそもは我々の日常の生活上で既に存在したコミュニケーションのレプリカと言えるならば、各コミュニケーションツールはこの図面上で確実なポジションを持っているはずである。

 図を見ると、ミニブログは我々のコミュニケーションの一部をよく表しているコミュニケーションツールであるといえる。このような背景から推測すると、ミニブログは一時的なブームではないと考えられる。上図のように、我々の日常の生活の中でミニブログ的なコミュニケーションは既に存在していたのである。例えば、授業が終わった後の教室の中の会話や、大きいビルにある喫煙室の中の会話は、まさにミニブログ的だと思われる。そのような意味でも、ミニブログは今後我々のWebライフに定着していくコミュニケーションツールであると見ているのだ。

 ミニブログを使ったマーケティングに少しでも興味があるなら、いまのうちに試してみてはいかがだろうか。

関連記事:ポストmixiの大本命!?ミニブログ「twitter」をご存知ですか

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朴 世鎔(パク セヨン)

ニューヨーク州立大学校でMBAを取得後、韓国の最大手広告代理店である第一企画に入社。インターネットポータル企業(Lycos.co.kr、Nate.com )コンテンツ企画チーム長を経て来日。2003年から2005年までオンラインストレージサービスやオンラインゲーム関連企業で企画部部長として勤務。2006年1月に株式会社Ascent Networksを設立し、現在に至る。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/07/25 19:55 https://markezine.jp/article/detail/1514

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