ミツエーリンクスは三菱UFJリサーチ&コンサルティングと共同で実施した「ウェブサイトに関するアンケート調査報告書-上場企業におけるウェブサイトの利用と運用・管理の実態-」を自社Webサイトにて7月26日公開した。
この調査は、全国の上場企業を対象に、ウェブサイトの利用と運用・管理の実態を把握する目的で行われたもの。対象となった上場企業は3,905社で、うち427社から回答を得ている。上場企業におけるウェブサイトの利用用途を見ると、上位を占めるのは「会社概要の掲載・告知」や「IR」など定番のコンテンツ。しかし下位には「掲示板やブログなどのユーザーコミュニティ」があり、上場企業においてもウェブサイト利用の発展余地は大きいようだ。
その一方でウェブサイトが抱える問題点・課題の上位には「業務に必要な人材が不足している、手が足りない」、「きちんとした効果測定が実施されていない、実施できない」、「ウェブサイト活用における明確な戦略がない」が並び、“人材不足” →“効果測定の不足” →“戦略立案ができない” →“予算が確保できない”という負のスパイラルが想定される。
また、気になるウェブサイトの年間予算については、予算が決まっているのは全体の約半数(52.2%)で、4割強(41.6%)の企業で年間予算が決まっていないという。従業員数規模が大きくなるほど、年間予算が決まっている企業数の比率が高くなる傾向が見られる。具体的な年間予算の金額は、500万円未満の企業が過半数を占めている。
プレスリリース:「「ウェブサイトに関するアンケート調査報告書」を公開」