これからのビジネスは、何をするかより誰とするか
「Wantedly」のコンセプトは、「気になる会社に遊びに行こう」だが、ウォンテッド株式会社のビジョンは「仕事でココロオドル」だ。
「私は仕事=趣味といってもいいくらい、仕事が好きなんです。仕事が楽しいと、人生も楽しいはず。そして仕事を楽しむ上で、誰と仕事をするかというのはとても大事ですよね。『何をするかより誰とするか』です。
4月末に資金調達を行ったのですが、投資家にプレゼンした際に、いろいろとご意見をいただきました。それを受け、自分たちでも検討し直したところ、結果的にいただいたご意見を活かす形に落ち着いたんです。事業を行う際、当初のプランがうまく行かなかった場合に方向転換できるかどうかは、重要なポイントだと思います。それができるかどうかは、やはり一緒に働く仲間にかかってくるのではないでしょうか」
ソーシャル、ベンチャー、仲間。これからの時代のビジネスに欠かせない要素でできあがった、ウォンテッドという会社。その代表である仲さんが必要だと感じて作り、実際に成果が出たWantedlyというサービス。今後どのような方向に舵をとったとしても、そのビジョン「仕事でココロオドル」は叶えられるのではないだろうか。

「営業やマーケティング、広報は『モノを買う立場』としての人のココロを動かす仕事、人事の仕事は『働く立場』としての人のココロを動かす仕事だと思います。Wantedlyのビジョンに共感してくださる読者の方も多いのではないかと期待しています」