近年、内外の知恵を技術開発だけではなく経営やマーケティング活動に積極的に活かすオープンイノベーションの新しい手法が、欧米の企業や行政で積極的に実践されている。電通とインフォバーンが開設した「cotas」は、国内外の取り組みや開発担当者のインタビューを紹介しながら、オープンイノベーションを取り入れるためのヒントや関連情報を提供する。
また、さまざまな分野の人や組織のつながり、マッチングを実現させるために、独創的なコンテンツやノウハウのある企業・団体との協業も進める。今夏には、電通国際情報サービスがアジアでの販売権をもつ、米国のイノベーションマネジメントツール「Spigit」をコアエンジンとして採用したソリューションプログラム「D-hints」を登載し、オープンイノベーションが体験できるサイトへと進化する予定だ。
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