初心者が間違えやすいスパム行為2:キーワードの乱用
特定のキーワードにおける検索結果の順位を操作する目的で、必要以上にキーワードを埋め込むこともスパム行為です。文脈に合わないキーワードを大量に埋め込むと、不自然なコンテンツになり、ユーザビリティにも悪い影響をする可能性が高い行為です。
隠しテキストと一緒に使われるケースも多いのですが、このようなキーワードの数や頻度の操作は、最近の検索エンジンのアルゴリズムには通用しない上、Webサイトにマイナス効果をもたらす可能性の高い行為です。
コンテンツ作成の際に、ユーザー目線のわかりやすい文章、ユーザーに伝えたい内容だけを考えて作成することで、キーワードの乱用と見なされることを防ぐことができます。
初心者が間違えやすいスパム行為3:ペイドリンク(Paid links、有料リンク)
ペイドリンクとは、他のサイトから直接または間接を問わず、(主に)金銭を対価としてリンクを購入することを指します。例えば、「PageRank ◯以上の100サイトからリンク◯◯本で1ヶ月5万円」などといった具合に、PageRankとリンクの本数をベースに金額が設定されており、契約が続く間だけリンクが「供給」されているような形式のビジネスモデルが一般的です。
Googleは以前からこのペイドリンクを問題視していましたが、近年は特にペイドリンクの撲滅に力を入れており、欧米ではたびたび、リンク販売・購入の両者に対しペナルティを科す動きを見せています。
繰り返しお伝えしているとおり、検索エンジンが評価したいリンクとは、「人々の支持・信頼・共感の表れとしてのリンク」、つまり自然リンクであり、金銭によって順位操作目的で張られたリンクではありません。
しかしながら、自らのコンテンツ開発をないがしろにして、手軽に簡単に検索順位を上げる手段としてペイドリンクを活用しようとする企業が後を絶たないのが現状です。Googleはこの手法を完全なるスパム行為とみなしており、非常にリスクが高いことをぜひ覚えておいてください。