なぜスイーツを紹介するのか? ココがポイント!販促、EC連動成功事例
ローソンでは、「クルーのあきこちゃん」というキャラクターを用意しています。ローソンのFacebookページを見ると、スイーツ写真が非常に多いことに気がつきます。コンビニでは乾電池やペン、トイレットペーパー等の身近な雑貨も多く扱っていますが、そのような商品を投稿してもユーザーの心に刺さりづらいでしょう。
そこで、「あきこちゃんはスイーツ好き」という設定にして、画像でアピールしやすいスイーツ写真を中心に投稿しているのです。スイーツはフックであり、スイーツを求めて店舗に足を運んでもらえれば、その他の商品も購入してもらいやすくなるのです。また、キャラクターを設定することで、商品の紹介が嫌みではなくなるという効果もあります。

クルーのあきこちゃんに自然な形で紹介させている。
Twitterでも同様です。無印良品は、「<3時のおやつで無印良品>ごま、ほうれん草、にんじん、ミルク。いろんな味のかりんとうを楽しみたいなら。『ミックスかりんとう』 」と、おやつの時間帯におやつになる商品を紹介するやり方を取っています。

東急ハンズのように、ユーザーの「まだ九月なのに、もうカレンダーとダイアリー売ってる… #HandsNow」というツイートを「そろそろね、来年のこと言っても、鬼さんが笑わない時期なので。」とRTして、暗に「当店ではカレンダー、ダイアリーを販売している」「そろそろ購入を考える時期である」ことを示すなどもよいでしょう。
どのような商品・サービスを紹介するとユーザーに受け入れられるのか、紹介の仕方はどうしたらいいのかについては、先行する成功企業に学ぶのがお勧めです。自社と類似している業種業態の企業アカウントから、具体的なやり方を学びとっていきましょう。