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過去語と未来語の相関関係

 次に、ニーハイ/レギンス/スキニー/カチューシャ、それぞれの、クチコミ数と、過去語、未来語の相関関係を見てみる。

ニーハイ:1の段階では未来語が70%占めているのがわかる。クチコミ数の増加とともに、過去語の割合が増えている。5の段階でもう一回クチコミ数が増えたため、未来語の割合が増えている。
レギンス:1の段階で、50%になっているのは、ある雑誌で「レギンスとスパッツの違い」といった特集を組んだ影響と思われる。レギンスに関しての言及は未来語、スパッツに関しての言及は過去語といった内容だと推測できる。その後は未来語40%、過去語60%で推移しているが、これは、クチコミ数全体が増えている状況なので、そのままの割合で推移したと考えられる。
スキニー:1,2,3のクチコミ数があがっている段階では、未来語が60~70%増える。4,5,6の安定期で過去語が増える。7でまたタレントを使った露出があったので、未来語が増えている。

 それぞれ、グラフが跳ね上がることと比例して過去語(「買った」「買いました」)が増えている傾向にあることがわかる。流行中の3アイテムに共通の動きが見られるわけだが、では、流行が終わっているカチューシャはどういった動きをしているのだろうか?

カチューシャ:1の時点では、ファッションアイテムとして語られることはなく、2の時点からがメディアで取り上げられた部分である、この時点で、未来語が増えているのがわかる。4になると、1のときと同じ状況で、ファッションアイテムとして語られることは、少なくなり過去語が増えている。

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50%ラインに注目!!

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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MarkeZine(マーケジン)
2007/09/04 11:56 https://markezine.jp/article/detail/1641

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