裏方で活躍する小道具:粘土、クリップで角度をつけよう

斜めなどに角度を付けて撮りたいときに使いやすい。
100円ショップ商品つながりでもうひとつ紹介したいのが、水性粘土(小麦粘土という名称で売られている場合もあります)。商品はもちろん、小道具の角度をつけるのに使います。
使い方は必要な分量を取り、被写体等の後ろなどに角度をつけるように取り付けるだけ。粘土なので形や大きさを自由に作れるところが使いやすさのポイントです。油性粘土も売られていますが、紙などに油分が染み込みやすいので水性粘土のほうがおすすめです。

画面の中にアクセントとして小物を入れて撮るときに便利に使える小道具。
クリップスタンドがあればさらに便利です。上の写真で使用しているのは、雑貨制作や電子制作に使うものですが、カードスタンドなどもうまく使えば代用できるでしょう。
ほかにも以下のような裏方小道具は、手軽に入手できる上演出効果が高いのでぜひ取り入れてみてください。
- 両面テープ(被写体を固定させる)
- 霧吹き(水滴をつける)
- 針金(被写体を固定させる)
- 筆(細部のほこり除去など)
メインの被写体でない脇役はもちろん、とくに写真に映らない裏方の小道具の存在はついつい忘れがちです。それを防ぐためにも、撮影当日までに、準備もしっかり行っておきたいところ。演出を含めた画像イメージが固まっているほど、用意する小道具も明確になります。
次回は、撮影するときに効果的な光の活かし方などについてお話します。