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ページに映えるキラーショット撮影方法

ノンクリエイターでもプロっぽい写真を撮る方法 身近な「小道具」で演出しよう

裏方で活躍する小道具:粘土、クリップで角度をつけよう

SDカードケースを水性粘土を使い角度を付けて立てた例。
斜めなどに角度を付けて撮りたいときに使いやすい。

 100円ショップ商品つながりでもうひとつ紹介したいのが、水性粘土(小麦粘土という名称で売られている場合もあります)。商品はもちろん、小道具の角度をつけるのに使います。

 使い方は必要な分量を取り、被写体等の後ろなどに角度をつけるように取り付けるだけ。粘土なので形や大きさを自由に作れるところが使いやすさのポイントです。油性粘土も売られていますが、紙などに油分が染み込みやすいので水性粘土のほうがおすすめです。

クリップスタンドに植物を挟んでみた例。
画面の中にアクセントとして小物を入れて撮るときに便利に使える小道具。

 クリップスタンドがあればさらに便利です。上の写真で使用しているのは、雑貨制作や電子制作に使うものですが、カードスタンドなどもうまく使えば代用できるでしょう。

 ほかにも以下のような裏方小道具は、手軽に入手できる上演出効果が高いのでぜひ取り入れてみてください。

  • 両面テープ(被写体を固定させる)
  • 霧吹き(水滴をつける)
  • 針金(被写体を固定させる)
  • 筆(細部のほこり除去など)

 メインの被写体でない脇役はもちろん、とくに写真に映らない裏方の小道具の存在はついつい忘れがちです。それを防ぐためにも、撮影当日までに、準備もしっかり行っておきたいところ。演出を含めた画像イメージが固まっているほど、用意する小道具も明確になります。

 次回は、撮影するときに効果的な光の活かし方などについてお話します。

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この記事の著者

瀬川 陣市(セガワ ジンイチ)

フォトグラファー、写真撮影講師。米国ウィスコンシン州立大学等で写真を習得。帰国後、商業写真撮影、フォトカードグッズ制作など広く写真を使った活動をする。旅写真など紀行物撮影を得意とする。企業、団体からのピンポイントに応じた写真撮影講座、執筆を展開中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/11/09 08:00 https://markezine.jp/article/detail/16648

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