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ページに映えるキラーショット撮影方法

ノンクリエイターでもプロっぽい写真を撮る方法 身近な「小道具」で演出しよう

 写真コンテンツ全盛時代、ノンクリエイターも「写真下手だから」なんて言い訳は通用しません。「うまい写真」でなく、サイトコンセプトをより明確に伝えるための「キラーショット」撮影方法をプロカメラマンが教えます。

メインの被写体をさらに引き立てる「演出」方法その1:小道具

 前回は、サイトやソーシャルアカウントのコンセプトから、掲載する画像の設計図を描く方法についてお届けしました。今回はその設計図をもとに、メインの被写体をより引き立てる演出方法について考えてみたいと思います。

 ノンクリエイターが撮影に臨む場合、多くの場合はメインの被写体のことで頭がいっぱいです。そのまま撮影を実行すると、「演出」が弱くなってしまいます。演出とは、被写体をより引き立たせる技法のこと。具体的には、脇役を入れる、周囲の色を工夫するなどして、被写体を引き立てます。

 今回は、誰でも手軽に演出できる小道具の使いかたについて掘り下げてお届けします。

脇役として登場する小道具:イミテーションでいつでも季節感

100円ショップで入手できる造花の一例。
被写体の背景などに用いて季節感を演出するのに有効です。

 コンテンツの更新頻度が激しい昨今、ただキレイな写真ではなかなか目に止まりません。そこでキャッチ感を増すために、季節感を出すという演出方法を取り入れていきます。

 季節感を醸し出すために、旬の植物や野菜などが背景に置かれている写真をよく目にするのではないでしょうか。季節を先取りして撮影する場合は、造花などのイミテーションがオススメです。最近はかなり精巧なものが100円ショップでも購入できます。

 イミテーションを使うときは、被写体前後のボケ味の部分に配置して使うのがポイント。それ自体にピントが合ってしまうと、作り物だとバレてしまう場合があります。背景などのピントのぼやけたところに使えば、イミテーションも本物と変わりなく使うことができます。

 なお、いくら季節感に合っていたとしても、色合いや形がメインの被写体と合わない、当初の設計図のイメージと合わない、などということになれば元も子もありません。せっかく用意した小道具が台無しにならないよう、確認しておきましょう。

 ほかにも、以下のような脇役小道具は、手軽に入手できる上演出効果が高いのでぜひ活用してみてください。

  • 和紙(敷紙や背景など)
  • ビー玉(背景など)
  • ビーズ(背景など)
  • 綿(雪に見立てる)

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この記事の著者

瀬川 陣市(セガワ ジンイチ)

フォトグラファー、写真撮影講師。米国ウィスコンシン州立大学等で写真を習得。帰国後、商業写真撮影、フォトカードグッズ制作など広く写真を使った活動をする。旅写真など紀行物撮影を得意とする。企業、団体からのピンポイントに応じた写真撮影講座、執筆を展開中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/11/09 08:00 https://markezine.jp/article/detail/16648

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