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第106号(2024年10月号)
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第三者配信アドサーバーを武器にせよ!今こそ、進化するアドテクノロジーの恩恵を享受できる環境構築を

全ての始まりは、計測の指標をそろえることから

 ここで下記の図表を見てほしい。「青いマルは何個あると思うか」と佐藤氏は問いかけた。

 「人によって答えは3~6個とばらつきがあるだろう。それは計測する時には、常に計測者の主観が入るからだ。これはデータの測定の際にも言えることであり、計測する指標を統一しないと、効果測定にもズレが生じてしまう。ここで重要なのは、青いマルがいくつかということではなく、観測者を統一して指標をそろえること。これが計測における本質であり、第一歩だ」(佐藤氏)

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第三者配信アドサーバーを使いこなし、武器にする

 そして、digitaliceの管理画面を用いながら、実際に広告を配信するまでの流れについて佐藤氏は解説を加えた。digitaliceの作業フローは(1)アドユニット(キャンペーン)登録 (2)メディア/メニューの登録 (3)クリエイティブの登録(4) 配信タグの発行の4ステップである。

 「digitaliceを使えば、ビュースルーサーチがわかるだけでなく、その内訳がリスティング経由なのか、オーガニック検索だったのかといった判別もできる。バナー広告を出してから、検索経由のアクセスが増えたという感触を持っている人は多かったが、これまではその因果関係を立証する術がなかった。それが、digitaliceによって可能になる」と佐藤氏は語った。つまり、digitaliceは広告効果を実証するための武器になると言えるだろう。

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&Marketing Com...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2013/03/01 14:24 https://markezine.jp/article/detail/16807

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