ヤフーとローソンは、合弁事業会社スマートキッチンを設立した。資本金は4.9億円。出資比率はローソン51%、Yahoo! JAPAN49%。
少子高齢化や少人数世帯の増加に伴い、近くのコンビニエンスストアやネットショッピング、スーパーなどを使い分け、必要なものを揃えるという買い物のスタイルが広がっている。また、共働き世帯の割合が過去最高の55.3%を記録するなど、女性の社会進出が進み、育児をしながら働く女性が増加している。このような状況にともない、宅配サービスの利用者数が増えている。
こうした背景のもと、スマートキッチン社は、Yahoo! JAPANとローソンが持つノウハウ及びインフラを活用し、日本全国でインターネットによる食品・日用品の宅配サービス「スマートキッチン」を展開する。2013年1月中旬にサービス提供を開始し、2013年3月には宅配業界で日本最大級となる23,000点の品揃えを持ち、グランドオープンする予定。
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