コムスコア・ジャパンの日本の動画ストリーミングサイト利用状況に関するレポートによると、2012年12月にオンラインで動画を視聴した人の数は6093万人。動画を視聴した人の全体人数も3%増加し、日本の全インターネット人口の83%となった。
ユニーク視聴者数では、YouTubeを擁するGoogle Sitesが5078万人でトップ。ニコニコ動画のドワンゴが2902万人で2位、FC2が2260万人と続いた。また、DMMが前年同月比713%のプラスと大きな成長を見せ9位にランクイン。視聴者ひとりあたりの平均視聴分数が最も長かったのはFC2(1399分)で、ドワンゴ(1301分)に大きく水をあけられるかたちで、Google Sites(341分)となっている。
上位3サイトの男女比はそれぞれ男性約6割、女性約4割だが、FC2は他2サイトよりも男性の割合が多い。Google Sitesは35-44歳と55歳以上の割合が他の年代よりも比較的高く、ドワンゴは男女ともに最も高い割合が15-24歳となっている。
日本におけるYouTube公式チャンネルのトップ10は、ユニーク視聴者数389万人でVEVOが首位を獲得。2位はフジテレビ、3位はSony Music Entertainment Japan、4位にavex、5位はTBSとなった。
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