法則に頼るのではなく、企業として「何を」発信したいか
今回、投稿時間や曜日など、企業ページの反応が集まりやすいタイミングがあるかどうかの分析も行いましたが、企業の投稿が集中する時間帯はあるものの、時間帯や曜日によるユーザーの反応への影響は、それほど大きな差はありませんでした。
3月の投稿では、満開の桜の写真"のみ"を投稿した企業ページがいくつも見られました。今年、都内の桜は開花期間が長く、2週にわたって私自身のタイムラインも桜で埋まりましたが、正直、桜の写真だけでは、どこの企業ページの投稿なのか区別がつきません。果たして桜の写真に「いいね!」がつくことが、企業やブランドとの「エンゲージメント」と言えるのだろうかという疑問も浮かびます。
そんな中、東急電鉄の「桜と目黒川と東横線」の投稿はその企業らしさが出ていました。もちろん、「目黒川の桜」という資産を沿線に持っている鉄道が故の投稿ですが、単に桜の美しさを強調するのではなく、東横線を背景に、さりげなく日常を切り取っています。
今回、投稿時間や曜日など、企業ページの反応が集まりやすいタイミングがあるかどうかの分析も行いましたが、企業の投稿が集中する時間帯はあるものの、時間帯や曜日によるユーザーの反応への影響は、それほど大きな差はありませんでした。
 
    <桜と目黒川と東横線>
今年の3月は比較的暖かい日が続いていますね。
桜の開花も例年よりかなり早まるとのことで、
目黒川の桜も7~8分咲きといった様子です。
東横線を背景にお届けいたします。
ネタ切れしたり、思うように反応数が伸びないが故に、「いいね!」されやすいだけの写真に頼ってしまうこともあるでしょう。
しかし、「いいね!」されやすいトピックを自社としてどう表現したら、その企業らしいのか、企業として伝えたいことが伝わるのか、を考えてみることが、企業ページが発信する意味なのではないでしょうか。
Facebookの良いところは、毎日でもトライができる点。自社のファンがどんな情報を楽しみにしているのか、どんな情報を「シェア」してくれるのか。冷静な自社分析とトライを続けながら、タイムラインを育てて行くことが不可欠ではないかと思います。
6月の記念日と言えば「父の日」。14日(金)、もしくは当日の16日(日)に投稿しても良いでしょう。自社のアカウントだったら「父の日」にどんなメッセージを伝えたいか、という視点で投稿を考えてみるのも面白いのではないでしょうか。

 
                    
                     
                    
                     
                    
                     
                    
                     
                    
                     
                    
                     
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                    
                                     
                                    
                                     
                                    
                                     
                                    
                                     
                                    
                                     
                                    
                                     
                                
                                 
                                
                                 
              
            